こんにちは、現役大学生でカナダのバンクーバーに留学中のたけとです。今回は、1浪の私が、大学生で休学・就職活動をやめてまで留学した理由についてお話しします。
今回は個人的な話がメインとなっているので、一つの体験談として読んでいただければ幸いです。
・留学したいけど、英語力が不安で挑戦できてない
・留学に興味はあるけれど、今からだと遅すぎる?
・浪人しているから留学のために休学しづらい
・就職活動をしているが、自分に自身がもてない
・何か新しいことに挑戦して、今の自分を変えたい
といった、私が留学する前に抱えていた悩みを持つ大学生におすすめの記事となっています。
大学生で留学した理由① 大学生活への心残り
コロナ禍での大学生活
私は、福岡の高校を卒業して1年間予備校で浪人した後、2020年に大学に入学しました。浪人していたこともあって、大学への入学は本当に楽しみでした。
ただ、蓋を開けてみるとコロナの影響で1年生の間は学校で授業を受けることができませんでした。地元の福岡から神戸に出てきて、アパートでオンライン授業を受ける毎日は本当に苦痛でした。
2年生からは少しずつ大学に行く機会は増えたものの、授業などでの新しい友達との出会いはありませんでした。周りもサークルの友達などで固まっているような感じでした。
不幸中の幸いだったことは、入ったサークルでたくさんの友達に恵まれたことです。多分、彼らがいなければ私の大学生活は本当につまらなかったでしょう。帰国したらまた会いたいと思います笑
ただ、私の大学生活はサークルというグループ内での関わりに完結してしまいました。本音を言うと、もっとたくさんの学生や教授と関わりたかったし、自分から動くべきだったなと少し後悔しています。
特に何も話すことのない3年間
大学2年生以降は、サークルの友達と遊ぶ機会も増えて大学生活をある程度は楽しめました。
しかし、3年生になって就職活動を始めてみて、自分が大学生活で特に何もしていないことに気づきました。
就職活動では、自分が学生時代に頑張ったことについて話す「ガクチカ」というものがあるのですが、何も話すことがないのです笑
授業もある程度きちんと受講していましたし、サークル活動もしていたのですが、どちらも本気で取り組んだわけではありませんでした。簡単に言うと、中途半端な大学生活だったということです。
その時に、このまま就職して大学生活を終わらせたくないと強く思うようになりました。
大学生で留学した理由② 将来やりたいことが見つからない
3年生から就職活動を始めて気づいたことは、将来やりたいことがないということです。
今まで、私はサッカーと勉強はある程度本気でやってきました。サッカーはかれこれ16年間続けていますし、勉強は浪人時代に嫌というほどやりました笑
しかし、私がこれまで取り組んできたことを聞かれてもこの二つしか頭に浮かばないのです。バイトも熱意をもってやっていたわけでもなく、サークルで何かの役割を果たしたわけでもありません。
そして、就職活動では「何がしたいのか」が重要だと何度も言われました。しかし、自分には他に興味があることや将来したいことが見つからなかったのです。
就職活動が本格的に始まるなかで、自分の進むべき方向が見えずに焦りを感じていました。このような経緯で、自分がやりたい「何か」を見つけたいと思うようになりました。
大学生で留学した理由③ 自分を変えたい
自分に自信が持てない
就職活動を始めてもう一つ感じたのは、どうしても自分に自信がもてないということです。
私の周りは、有名企業や外資系企業を志望している友達が多くいました。しかし、私の場合は大企業なんて自分には無理だと諦めてしまっていました。
なぜなら、自分が仮に入社しても周りについていけず、迷惑をかけるだろうと感じていたからです。
この性格はサッカーにおいても当てはまります。チームメイトのレベルが高いと、迷惑をかけたくないというプレッシャーで思うように力が発揮できないのです。
今までの人生でも、自分自身への自信のなさからたくさんのチャンスから逃げてきました。就活を始めて、改めてこの性格を変えたいと思うようになったのです。
何かに挑戦したい
その後、どうして自分に自身が持てないのか自問自答してみました。
そして気づいたのは、今まで身の丈以上のことに挑戦してこなかったことです。そして、挑戦できない理由は失敗したくないという思いがあるからでした。
私は、この性格が本当に嫌いでしたし、変えたいと思っていました。
なぜなら、社会人になってもこの性格のせいでたくさんのチャンスを逃してしまうと容易に想像できるからです。
そして、私は自分を変えるために何かに本気で挑戦しようと決意しました。自分をあえて困難な環境に置くことで、たくさんの成功経験と失敗経験を積みたいと思うようになったのです。
大学生で留学した理由④ 留学しなかったことを後悔したくない
留学という選択肢
大学3年生になって就職活動を始め、上記のようなことを考えるようになりました。そして、社会人になるまでにこれらの悩みにケリをつけたいと思ったのです。
そんな時、高校時代に大学生になったら留学に行きたいと考えていたことを思い出しました。
ただ、今からでは遅すぎるだろうと初めは思っていました。私は1年浪人しているので、すでに周りの友達よりも遅れています。留学すれば、さらに1年卒業が遅くなってしまうため、友達との差をこれ以上広げたくないという気持ちもありました。
ただ、そうはいっても留学という言葉はなかなか私の頭から消えませんでした。
なぜなら、留学には、新しい出会いと充実した日々、就職について考える時間と環境、チャレンジする機会のすべてが揃っているように感じたからです。
留学が全てを解決してくれるような気がしていました。
友達と家族
そんな時、留学に行くという旨の友達のストーリーをInstagramで見ました。
その時に、やはり今からでも挑戦してみるべきなのではないかと考えるようになりました。
私は、大学生になってから全く英語を勉強しなかったので、自分の英語力に不安も当然ありました。
ただ、大学生の間に留学しなかったらいつか後悔するかもしれないなと強く感じました。
そして、その留学に行く友達に会って話を聞くなかで、私の決意は固まったのです。
後日、そのことを家族に話すと、快く受け入れてくれました。そのことは、今でも本当に感謝しています。
こうして私は、大学生の自分の問題を解決するために留学という決断をしたのです。
実際に留学してみて
このように、私が大学生で留学した理由は英語力の向上でも、海外文化が好きだからでもありません。これは、大学生で留学する理由としては、メジャーではないでしょう。
ただ、私は大学生の間に留学して本当によかったと心から感じています。なぜなら、少しずつ自分の中で手応えを掴んでいるからです。
少しだけ上記の悩みについて感じることを書きたいと思います。
1つ目の学生生活についてですが、留学生活は大学生の頃とは少しだけ異なります。周りには世代も国籍も異なる様々な人々がいます。毎日刺激をもらえる日々を過ごしています。
また、カナダで多くの友達を作ることができました。毎日共に勉強して、時には遊びに行くといった大学生活のような日々を満喫しています笑
2つ目の将来やりたいことについては、正直まだはっきりはしていません。ただ、留学中は周りにいるたくさんの社会人から様々な話を聞くことができます。
これは、いわば最強のOG・OB訪問だと言えるかもしれません笑 そのため、将来について考える最高の環境が整っていると感じています。
3つ目の自分を変えたいという点についても、カナダに来てから少しずつ自分の殻を破れてきたと実感しています。
現地では何をするにも日本とは勝手が違います。お店で物を買うのも、バイト先を探すのも日本よりもかなり大変です。それでも、留学先で拙い英語で試行錯誤する経験は将来にとって意味のあるものだと思います。
また、個人的には就職が遅れることにそれほどデメリットはないと思います。
私は留学にはデメリットに勝るメリットがあり、この経験は1年間の社会人経験に勝ると信じています。
ちなみに、大学生で留学するメリットについて紹介している記事もあるので、興味があればこちらをご覧ください。
まとめ: 私が大学生で留学した理由
ここまで、私が大学生で留学するに至った理由をお話ししてきました。
今回の内容は本当に個人的な話なので、どこまでみなさんの参考になるのかはわかりません。
ただ、私が伝えたいのは留学する理由は人それぞれ違っていいということです。たとえ、海外文化にそれほど興味がなくても、留学生活は私にとって非常に価値のある日々です。
それに、留学すると英語を話さなければならないため、英語力も確実に伸びます。そのため、現状を変えたい大学生にとって、留学は最高のチョイスではないかなと私は思います。
これからも、私の留学のリアルな情報を発信して、留学を考えている大学生の少しでも役に立てればと考えています。
今回はこれで以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
コメント
コメント一覧 (5件)
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