こんにちは、カナダのバンクーバーにコープ(Co-op〉留学中のたけとです。今回のテーマは、『カナダへ語学留学するのに必要な費用と安く抑えるコツ』について!
みなさんはカナダ(バンクーバー・トロント)への語学留学にかかる費用はどれくらいかご存知でしょうか?
今回は、カナダに語学留学する際に必要な費用と安く抑えるコツを、現役留学生からの経験談をもとに紹介していきます。
今回の記事は、
・カナダ留学(バンクーバー・トロントなど)に興味を持っている方
・カナダへの語学留学の費用の目安を知りたい方
におすすめの記事となっています。
カナダでの語学留学に必要な費用の内訳
まず、カナダに語学留学するためにはどんな費用が必要になってくるでしょうか?以下が費用の主な内訳になります。
- 航空券
- 留学保険
- ビザ委託料
- 語学学校の授業料
- 滞在費(ホームステイ費用)
- 留学エージェント費用
また、パスポートをまだ取得していない場合はパスポートの申請料が追加で約1万円必要になります。それでは次にそれぞれの費用について詳しく見ていきましょう。
カナダへの語学留学に必要な費用の詳細
カナダ語学留学費用① 航空券(往復)20〜40万円
まず初めに、カナダへの渡航費用から見ていきます。
やはり、日本からカナダへの航空券はシーズンにもよりますがかなり高額です。日本からバンクーバー・トロントまでの往復チケットはオフシーズンで20〜30万円、ハイシーズン(7月〜9月)で30〜40万円かかります。
ただ、実は渡航費用を抑えるコツもいくつかあります。それは、経由便、格安航空会社を使う方法です。
まずは、経由便について説明していきます。バンクーバー・トロントへは、アメリカやアジアの都市を経由して行くことができます。
アメリカだとシアトルやシカゴ、アジアの都市だとソウルや上海などです。経由便を利用した場合、カナダまでの移動時間は長くなりますが航空券が割安になります。そのため、時間や手間がかかっても費用を抑えたい方には、経由便を使うことをお勧めします。
また、格安航空会社を利用するのもおすすめです。カナダまではエアカナダやANA以外にも、格安航空会社の便を選ぶことができます。
実際、私自身はバンクーバーまでエアカナダの便を利用しましたが、機内のWifiが有料だったため少し不便でした。格安航空会社でも機内でWi-Fiが無料の場合もあるので、正直そちらの方が便利かもしれません。
航空券の手配は留学エージェントが代行してくれるケースも多いです。しかし、その場合はエアカナダで手配することが一般的のようなので、格安航空会社を利用したい場合は自分で航空券をとるようにしましょう。
カナダ語学留学費用② 保険 月6000〜2万5千円
次に、海外保険について見ていきます。
カナダ留学において保険への加入は欠かせません。カナダの治療費は高額なので、保険がない場合、診察と薬をもらうだけで2万円かかったという話も聞きます。
そのため、カナダにたとえ数週間語学留学する際も保険加入は必須となります。ただ、留学期間が90日以内の方にはクレジットカードの付帯海外保険がおすすめです。
そのメリットはなんといっても基本的には無料であること。ほとんどの場合、付帯海外保険がクレジットカード契約の特典として含まれています。
一方で、留学期間が90日以上の方は、現地保険または日本の留学保険に加入することになります。
ここで少し現地保険と日本の留学保険の違いについて紹介します。
- 現地保険
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- 1ヶ月6000円程度と低価格
- 病院での診察費用はしっかりカバーできる
- 現地で自分で手続きを行う必要がある
- 日本の留学保険
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- 1ヶ月で1万〜2万5千円とかなり高額
- 診察費だけでなく、盗難、航空機遅延、賠償、日本語のアシスタントサービスなど保証が手厚い
- 手続きは留学エージェントが行ってくれる
留学保険について詳しく知りたい方はバンクーバー留学センターさんのこちらのサイトをご参照ください。
カナダ語学留学費用③ ビザ申請料 約3万円
次に、カナダへの入国に必須であるビザの申請料について見ていきましょう。
ビザには主に学生ビザとワーキングホリデービザの2種類がありますが、申請料はどちらもおよそ3万円ほどになります。
ただ、こちらは自分で申請する場合の費用です。そのため、もし留学エージェントに申請をお願いする場合は手数料が追加で約3万円かかります。
追加の手数料はかかりますが、初めて留学される方はビザの申請はエージェントに任せることをおすすめします。なぜなら、ビザの申請に不備があった場合出国が遅れ、留学スケジュール全体に影響が出るからです。ビザの書類に不備があって予定通り出国できなかった友達も知っているので、プロに任せたほうが安心でしょう。
カナダ語学留学費用④ 語学学校の授業料 週3〜4万円
次に、カナダへの語学留学のメインの費用である語学学校の授業料を見ていきましょう。
語学学校で必要になる費用は、主に入学費、教材費、授業料になります。
私の場合は、入学費は約2万、教材費は約1万かかりました。そして、学校にもよりますが授業料は週に3万〜4万になります。ただ、最近カナダの語学学校の学費は上昇しています。
実際、私のカレッジでは、私が申し込んだ時は1週間に9時ー14時までの2コマで約2万8000円でしたが、現在は3万2000円まで値上がりしています。
そのため、現在では授業料が1ヶ月語学学校に通う場合で約15万円になります。また、授業料は年が変わるタイミングで値上げされることが多いので、授業料の値上がりが心配な方は年内に申し込むようにしましょう。
Co-op(コープ)留学で語学学校に通うか迷っている方はこちらの記事を参考にしてみてください。
カナダ語学留学費用⑤ ホームステイ費 月13万円
次は、語学留学生の定番であるホームステイの費用を見ていきましょう。実は、カナダのホームステイ費用に関しても授業料と同様に年々上昇しています。
実際、私がホームステイしていた時にも、滞在中に費用が急にあがりました。
私はカナダ到着後の12月はホームステイ費として約10万円支払っていました。しかし、年があけると13万にまで急に上がりました。そして、結局それが原因で、長期留学の予定だった私はシェアハウスに移りました。
結論、現在のホームステイの相場としては月に約13万くらいと考えておきましょう。
カナダ語学留学費用⑥ 留学エージェントの手数料 0円〜7万円
こちらの費用は依頼するエージェントによって変わってきます。
実際のところ、中には手数料が無料の留学エージェントもあります。しかし、その場合でもサービス内容と信頼性を考慮して決めることが大切です。
私の友達は無料の留学エージェントに依頼し、ビザの手続きに誤りがあったため現地で働くことができなくなっています。
まずは、カウンセリングを通して本当に信頼できるのか見極めることが大切です。また、留学エージェントを選ぶ際はネットのレビューも参考にしてみてください。
カナダ・語学留学の期間別の費用例
最後に、カナダに語学留学をする際の費用の例を期間別にご紹介します。
今回は、留学保険はクレジットカードの無料付帯海外保険を使用したと設定します。また、航空券については一般的なチケットの料金であるので、格安航空会社や経由便を使うともう少し抑えられるかもしれません。
- 1ヶ月 合計608,000円
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(航空券300,000➕留学保険0円➕ビザ申請料60,000円➕語学学校費用158,000円➕ホームステイ費用130,000➕留学エージェント費用50,000円)
- 3ヶ月 合計1,214,000円
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(航空券300,000➕留学保険0円➕ビザ申請料60,000円➕語学学校費用414,000円➕ホームステイ費用390,000➕留学エージェント費用50,000円) 1,114,000
- 6ヶ月 合計1,892,000円
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(航空券300,000➕留学保険0円➕ビザ申請料60,000円➕語学学校費用702,000円➕ホームステイ費用780,000➕留学エージェント費用50,000円)
まとめ: カナダ語学留学に必要な費用
ここまでいかがだったでしょうか?
今回は、カナダ・語学留学の1ヶ月の生活費についてご紹介してきました。
個人的には留学費用はなるべく抑えることをおすすめします。なぜなら、現地での様々な新しい経験に投資する方が有意義だと思うからです。
留学中は後悔が残らないように、積極的に様々なことに挑戦しましょう。また、大学生の方で留学するか決めかねている方はこちらの記事を参考にしてみてください。
今回はこれで以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。